Fukushima toukoukai Home page
No.4304
雁戸山 1484.6m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
がんどさん 地形図 笹谷峠、今宿

トップハイキング>雁戸山

山行期間 2009年11月30日(月)
コースタイム ぶどう沢登山口(7:49)→尾根(9:22)→八方平避難小屋(9:57,10:12)→南雁戸山(10:55,12:05)→雁戸山(11:52,12:05)→南雁戸山(12:43)→八方平避難小屋(13:10,13:27)→ぶどう沢登山口(14:38)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
国道286号線から入ったところの案内板 ぶどう沢林道コースのプレート 朝方にうっすらと雪が積もった
沢を2回渡渉する 登山道に雪が出始まる ブナ林の中を登っていく
朝方降った雪が霧氷のようについている 八方平避難小屋はトイレもあり立派な小屋だ 板小屋跡を示すプレート
振り返ると蔵王の稜線が良く見える 南雁戸山の山頂 蔵王ダムを眼下に望むことが出来る
南雁戸山から雁戸山へ向かう 振り返って見た南雁戸山のピーク これから登る雁戸山のピーク
笹雁新道の分岐の標識 雁戸山の山頂 山頂の石柱(三角点?)

行動記録
 雁戸山は宮城県川崎町と山形県山形市の境に位置し、北蔵王の縦走路の途中にある。八方平からは冬期縦走したときにスキーを背負って乗っ越したことはあるが、ぶどう沢林道から登るのは初めてである。
 車を林道終点に置いて歩き始める。沢を2回渡渉すると1057m標高点の尾根を真っ直ぐ登るようになる。朝方降った雪がうっすらと登山道を覆う。その上を動物が足跡をたくさんつけて歩き回っている。登山口から1時間30分ほど歩いたところで尾根に乗った。ここで急登から解放される。道はブナ林の中を緩やかに登っていく。小沢を3回横切り3回目の小沢では渇水期にもかかわらず水が流れていた。天気予報とは違って日も差し始めた。のんびりと歩きながら八方平避難小屋を目指す。
 9時57分、歩き始めて2時間10分で小屋に着いた。八方平避難小屋はトイレのあり、冬期も使用することが出来る立派な小屋である。トイレ休憩をとって15分ほど休んだ。
 板小屋跡を過ぎ、南雁戸山の登りにかかる。振り返ると蔵王連峰の峰々がうっすらと雪化粧している。南雁戸山で周りの景色を見ながらゆっくり休む。蔵王ダムが眼下に見える。南雁戸山からの下りの尾根は北向きのため雪が残っている。急斜面で足場が悪いのでゆっくり雁戸山とのコルへと降りる。雁戸山の登りは南向きなので雪は無い。
 11時52分、雁戸山の山頂に到着する。山頂には標識と石柱がある。三角点のつもりをして写真に収めたが、記録を整理するため国土地理院の点の記を調べたら雁戸山の二等三角点(基準点)は「亡失」となっていた。
 しばし休んでから登ってきた道を戻ることにする。南雁戸山の下りは南向きなので雪は無いが泥んこで滑りやすい。注意しながら小屋まで戻った。小屋で再びトイレ休憩。登るときは気にならなかったがぶどう沢林道への下りは尾根から沢までいっ気に下る。沢を渡渉すると車を置いてきた登山口はもうすぐである。(I.I)


概念図



Copyright(C) 2009 福島登高会 All Rights Reserved.