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No.4301
赤面山 1701.1m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
あかづらやま 地形図 那須岳、那須湯本

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山行期間 2009年11月16日(月)
コースタイム 那須甲子道路・白河高原スキー場駐車場跡(10:15)→ゲレンデ最上部・登山道入口(11:10,11:16)→那須甲子青少年自然の家への分岐(11:21)→赤面山(11:52,12:14)→分岐(12:41)→ゲレンデ最上部(12:45)→那須甲子道路・白河高原スキー場駐車場跡(13:44)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
白河高原スキー場の駐車場跡地から歩き始める ゲレンデ最上部のリフト終点 スキー場跡からの登山口の標識
まわりはブナ林 国立那須甲子青少年自然の家からの道を合わせる 低木帯になると見晴らしは最高に良い
9合目の標柱だろうか、手前の分岐には8の標柱が立っていた ここまで来ると山頂も近い 赤面山の山頂、バックは三本槍岳
赤面山の三等三角点 分岐には「赤面スキー場」の古い標識が残っている 帰りに「北温泉」に寄り道して入浴、沢に向かって5分ほど歩いて下ると旅館が見えてくる

行動記録
 赤面山は西郷村の西方に位置し、登路としては国立那須甲子青少年自然の家からと、白河高原スキー場(旧赤面山スキー場)跡からの道がある。青少年自然の家からは約4時間、白河高原スキー場跡からだと約2時間で登れる。今日はのんびりとスキー場跡から登ることにした。
 福島を8時過ぎに出発し白河スマートインターチェンジで一般道に降りて国道289号線へと入った。新甲子からは那須甲子有料道路に入るのだが、今年の9月1日より一般県道那須甲子道路となり無料となった。その先の那須高原有料道路も10月30日から無料になり気軽に行けるようになった。
 白河高原スキー場跡に着いたのが9時50分、気温は低く風も多少ある。早速、身支度をして歩き始める。白河高原スキー場は、以前の赤面山スキー場で2000年頃にクローズしてしまったスキー場である。隣のマウントジーンズスキーリゾート那須は今でも営業を続けている。かつてのスキーセンターは廃墟と化してしまった。ゲレンデの中の作業道を登って行く。リフトやナイター設備、降雪機などがそのまま残っている。
 ゲレンデの最上部まで1時間ほどかかった。霜柱が溶け始めてゲレンデはぬかるみ始まっていた。最後のリフト降り場を過ぎたところで風を避けて小休止を取る。いよいよ登山道の登りに入る。周りはブナの林で気持ちがよい。5分も登ると那須甲子青少年自然の家からの道を合わせる。ブナ林が終わると低木帯になり周りは笹になる。ネマガリ竹の背丈が低くなってくると見晴らしも良くなってくる。振り返ると麓が見下ろせる。
 やがて「9」の標柱が出てくる。分岐のところが「8」だったので、おそらく那須甲子青少年自然の家からの山頂までの間の標柱だろうから、9合目と言ったところだろう。石を踏みながら緩やかに斜面を登っていくと山頂も近い。三本槍岳も見えてくる。霜柱を踏みながら11時52分に山頂へ着いた。ゆっくり歩いても、1時間37分で登ってこれた。
 風を避けて山頂で休んでいると単独の登山者が2人登ってきた。一人の人は自転車を持ってきているので正確には登山者とは言わないかもしれない。
 気温も低く、風も冷たい。フリースを着込んで昼食を取り、20分ほど休んで下山することにした。下りは粘土質の道がとても滑りやすい。ゆっくりとスキー場まで戻り、日が差し始まったゲレンデの中腹でフリースを脱いだり、残りのパンを食べたりしながら小休止を取り、13時44分、車に戻った。
 帰りは無料になったばかりの那須高原有料道路から秘湯と言われる北温泉に行ってみた。駐車場に車を置き、余笹川に向かって5分ほど降りていくと北温泉旅館の建物が見えてくる。古びた湯治場で関東圏の温泉場とは思えないたたずまいである。。入浴料金は700円で、内湯の「天狗の湯」「打たせ湯」「家族の湯」「芽の湯」、露天風呂の「河原の湯」などがあり、短時間ではとても入りきれない。のんびりと露天風呂に浸かり充分に暖まってから帰路についた。(I.I)


概念図



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