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No.4287
烏帽子ヶ岳・白和瀬神社奥宮 475mピーク
山行種別 無雪期一般
えぼしがだけ・しらわせじんじゃおくみや 地形図 福島市北部

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山行期間 2009年10月14日
コースタイム 高地・登山口(13:56)→鳥居(14:20)→烏帽子ヶ岳・白和瀬神社奥宮(14:34,14:40)→鳥居(14:47)→林道折戸線(15:07)→白和瀬神社(15:15)→鳥居(15:49)→高地・登山口(16:01)
写真
高地集落から奥へ進むと上水道の施設がある 上水道の高林高架水槽 高地集落からの参道は上水道施設の少し上から入る
コルに出ると赤い鳥居がある 山頂には白和瀬神社奥宮がある 白和瀬神社の表参道を下って白和瀬神社へ着く
白和瀬神社の赤い鳥居 白和瀬神社の本殿 高地集落の水場
写真は拡大して見ることが出来ます

行動記録
 大笹生ダムの西方に位置する烏帽子ヶ岳は、三角点は無いものの白和瀬神社の奥宮が祀られる名前のある山である。機会があれば訪れてみたいと思っていたが、たまたま家の用事が半日で終わりそうなので計画してみた。大笹生の高地集落から登れるとの資料はあったので、高地集落からピークを目指してみることにした。
 白和瀬神社の少し庭坂寄りに赤岩の大平集落へ向かう道がある。また、ここは安養寺への入口にもなっている。車を乗り入れると大笹生発電所のある高地集落に着く。ここから大平方面へ向かうが広かった道もここまでで、この先は車もすれ違い出来ないほどの幅員になる。少し進むと福島市の上水道施設「高林高架水槽」があり、参道はこの先すぐのところにある。
 車を脇の路肩に駐めて、沢沿いに歩き始める。最初は左岸(沢の右側)を登っていく。踏跡を見失うと右岸側に道を見つける。さらに進んでいくと沢は二俣に分かれる。道は左沢の右岸にさらに続いている。道はやがて沢から離れて右の尾根に突き上げるように登っていくようになる。すぐにコルに着く。
 ここは十字路になっていて、左の烏帽子ヶ岳への登り口に赤い立派な鳥居がある。早速、山頂へ向かって進む。道は徐々に勾配を増し、急坂を息を切らしながら登っていく。両脇にはトラロープも張られ、15分ほどで山頂に着く。山頂には白和瀬神社の奥宮が祀られている。その石の祠には真新しい白和瀬神社奥宮のお札が祀られ、カップ酒の御神酒があげられていた。山頂はマツ林になっていて、南方向は福島市内が見下ろせるように刈払われているが、残りの三方は林に囲まれている。
 山頂に祀られている白和瀬神社奥宮があるのであれば、参道は白和瀬神社からもあるはずと思い、参道を探してみることにした。まず赤い鳥居まで戻る。ここは十字の四差路になっていて、東方の大笹生ダム方向、先ほど登ってきた西方の高地集落からの参道、それに南方へ延びるしっかりした道に分かれる。方角的に、しっかりした南方の道が白和瀬神社からの参道のようだ。試しに行ってみることにした。
 十字路のコルから標高差50mほど登り返す。390mピークまで急坂を登ると踏跡は二つに分かれる。左側のハッキリしない踏跡は大笹生ダムから来ているようだ。私は右のハッキリした踏跡を下りる。道はますますしっかりしたものになってくる。白和瀬神社からの参道に間違いなさそうだ。道は登山道と言えるほどしっかりしてくる。やがて道は林道折戸線に出た。ここからさほどの時間を要さないで広域農道へ出る。白和瀬神社はここから200mも無い。
 さて、下ってきた道を登り返し、車を置いてきた高地へ戻ることにする。白和瀬神社から参道の赤い鳥居まで30分ちょっとかかった。鳥居から車を置いてきた高地まで10分ちょっとで戻った。踏跡は高地からの参道よりも、白和瀬神社からの道の方がよりハッキリしている。登る人もこちらの方が多いと思われる。所要時間は白和瀬神社から赤い鳥居まで40分、山頂までさらに15分ほどであろうか。もし訪れるのであれば白和瀬神社の駐車場へ車を駐めて参道を往復されることをお勧めしたい。登り60分、下り40分も時間を取ればゆっくり登ってこられると思う。(I.I)


概念図



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