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No.4141
飯豊連峰・大石山 1562m標高点
山行種別 無雪期一般
いいでれんぽう・おおいしやま 地形図

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山行期間 2008年9月26日〜28日
コースタイム 9月26日 福島(19:35)=飯豊山荘(車デポ)車中泊
9月27日 飯豊山荘(5:05)=車移動=奥胎内ヒュッテ(6:25,7:15)→足の松尾根取付・登山道入口(8:25,8:35)→姫子の峰(9:42)→滝見場(10:32,10:46)→大石山(13:20)→頼母木小屋(14:05)
9月28日 頼母木小屋(8:30)→頼母木山(8:50)→地神北峰(9:17)→夫婦清水(11:25,11:40)→飯豊山荘(13:10)
写真
奥胎内ヒュッテ手前の駐車場 奥胎内ヒュッテより先は一般車両通行止め 舗装路をしばらく歩くと道路は未舗装に変わる
足の松尾根の登山口 姫子の峰 この時点では対岸の尾根も見える
大石山も見える 滝見場から遠くの滝が見えた 滝見場のプレート
大石山はガスの中 頼母木小屋 頼母木小屋の水場
頼母木小屋から頼母木山へ向かう 頼母木山のピーク 地神北峰
手前から梶川尾根 くらいぐら尾根 だいくら尾根 尾根は所々白くなっていた 飯豊本山は初冠雪で白くなっていた

行動記録
 9月26日(金)、運良く夕方早目に終わる仕事だったので、夕飯を食べてからゆっくり福島を出発することができた。米沢で食料を買い込んで22:30飯豊山荘到着。今回は縦走なので車二台だ。当初 26日中に一台の車で奥胎内ヒュッテまで行くつもりでいたが、飯豊山荘辺りが暴風雨だったことや疲れから車の移動は明日とした。
 9月27日(土)、4:00起床 昨晩の暴風雨の雨のほうは幾らか弱くはなっていたが風はまだ強い。飯豊山荘側の駐車場では私たちだけの車しかなかったが、奥の橋脇の駐車場には4台ほど車があった。こんな天候でもこの人達は登山するのだろうか?などと考えながら車をデポして5:05出発。飯豊山荘から奥胎内ヒュッテまでは1時間20分ほどかかった。
 6:25奥胎内ヒュッテ着。私は胎内市の車で取付き点まで行くつもりでいたのだが、相棒のSさんはそのつもりは無く、登山口まで歩くことになる。車に乗せてもらえば15分で登山口の足の松尾根の取付点に着くのだが、ゆっくり準備をして7:15奥胎内ヒュッテ駐車場から歩き始めた。
 奥胎内大橋までは立派な舗装道路である。尾根の取付点は頼母木大橋を渡ってすぐのところだ。登山道に入って間もなくして急な登りになる。飯豊連峰は、どの登山口から登ってもきついが、このコースが一番楽に登れると聞いていた。
 しかし、とてもそんな風には思えない。姫子の峰、滝見場までは眺望もあり右手に胎内尾根を見ながら順調に高度を稼ぐ。水場の手前辺りから本格的な風雨になる。急いで雨具の上下を着る。先程まで見えていた胎内尾根やアゴク峰に向かう尾根も見えなくなった。私達より先に登っていた単独の方、二人組のパーティとすれ違う。大石山の手前は強風で雹が降っているということで引き返してきたそうだ。
 13:20大石山山頂に到着する。条件が良ければ休憩したいところだが、強風プラス雹?霰?雪?でとてもそれどころではない。急ぎ頼母木小屋へ。14:05小屋に到着。既に二階に先客がいたようだ。上から宴会のお誘いを受ける。様々な暖かい料理をご馳走になった。感謝、感謝。小屋内は正確な気温はわからないが、私が薄手のダウン上下で丁度良い感じだった。かなり気温は低かったに違いない。19:00頃就寝。外は暴風雨?である。
 9月28日(日)、6:00起床 天気は昨夜のまま。天気の回復を食事の後2時間ほど待ったが天候は変わらず、やむを得ず8:30に小屋を出発した。眺望もないので足早に歩く。地神北峰直下の笹や低木の上には雪が残っている。
 丸森尾根に入って、ようやく風雨から開放される。いくらか景色も見えるようになってくる。ここからはゆっくりと景色を見ながら下る。途中、扇の地紙方面を見る。上のほうには草紅葉と一緒に白いものが見える。雪だろうか?飯豊山荘も近くなり飯豊本山をみると白くなっていた。家に帰ってからニュースで飯豊山が初冠雪だったことがわかった。初冠雪の飯豊連峰にいたとは貴重な経験だったと思う。13:10飯豊山荘に到着。装備を解き、車の回収に再び奥胎内ヒュッテへ向かった。(Y.K)


概念図



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