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No.4127 |
大白森山・小白森山 |
1563.1m三等三角点峰(小白森山) |
山行種別 |
無雪期一般 |
おおしろもりやま・こしろもりやま |
地形図 |
甲子山 |
山行期間 |
2008年9月21日 |
コースタイム |
甲子峠登山口(7:13)→大白森山(7:56,8:05)→二杯山(8:37)→一杯山(8:53,9:00)→小白森山(9:35,9:45)→一杯山(10:15)→二杯山(10:31)→大白森山分岐(11:08,11:12)→甲子峠登山口(11:45) |
写真 |
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甲子峠の登山口 |
トク沢まで0.2kmの標識 |
縦走路から大白森山への分岐 |
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大白森山を示す山頂のプレート |
二杯山の文字の消えた標識 |
一杯山の標柱 |
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一杯山から見た小白森山 |
小白森山の標柱 |
小白森山の三等三角点 |
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甲子峠へ引き返す途中から見た旭岳 |
振り返ると小白森山が見える。左には二岐山 |
トク沢の源頭を下る |
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ガマズミ |
旧国道289号線の入口 |
甲子峠通行不能の標識もある |
行動記録 |
この連休はそれぞれ山行計画があったが、都合で駄目になってしまった。そんなわけで以前お流れになった大白森山・小白森山へいくことで、話がまとまって出かけることにした。
IさんとKさんとの山行は昨年の赤安山・黒岩山以来のトリオである。当初の計画では二岐温泉の登山口から登る計画であったが、天気予報では雨の確率が高く、時間の短縮をはかるため甲子峠から登ることにした。
前夜、国道289号線を車で甲子峠まで入りテント泊とした。通行不能区間であった国道289号線のトンネルがようやく開通し、今日がその開通式の行われる日でもある。
甲子林道の入口には交通止めの看板があり、脇は車が通れるようになっている。通行は自己責任ということであろう。以前は砂利道で往来に支障をきたす時もあったが、ほぼ前線にわたり簡易舗装が施され問題はないが、脇の草木類が延び放題となっている。
朝起きると空模様は予想通り怪しい雲行きである。雨具のズボンを装着して出発する。入口の階段を登るとすぐさま林の中の登りとなる。私の記憶では左の山が下郷町の南倉沢共有林、右側が国有の山林と記憶している。怪しかった天気は雨が降り出して雨具の上も着ることになる。最初は緩やかに登っていくが稜線と登山口の中間あたりから沢状の中の登りとなる。手前に「トク沢0.2km」の標識があったので、これがトク沢の源頭だと思われる。転石、岩場の急登となる。
その登りから解放されると稜線も近い。稜線の分岐に出ると案内板があり大白森山の山頂は右手へすぐの距離である。山頂からの視界は雨とガスで見えない。四角の標石もあるが三角点ではない。早々の小白森山を目指す。
反対側から登っているので目的地は下ったところである。山頂より下って登り返したところが二杯山である。脇のは五葉松が一本ある。稜線ではよく見る木であるがなぜかこの木が目立っている。再度下って登ると一杯山となる。ここへ来てガスが時々切れて、目指す小白森山の山容が目に入る。
写真に納めて先を進める。再度下って長めの登り返しをすると標石があり一見山頂かと思われる所に達するが山頂はまだ先である。その先に山頂がある。山頂標識杭の傍らに三角点の標石がある。
雨とガスの中、のんびり気分にはなれず腹ごしらえをしてから来た道を戻る。帰り道、一杯山あたりまで来るとガスが切れ始まり大白森山の山容を見ることが出来た。しかし山肌はひどい状況である。北面は伐採跡地で下方より延びている作業道と思われる跡地。それらの斜面は崩落が発生して無惨な状況となっている。標高からして天然更新がかなり困難なものと想定される。これが現実の国有林の姿である。稜線部分のみ立木が生育しているのが分かる。森林に復旧するには以後どのくらいかかるのか想像することも出来ないと思いながら帰路につく。(S.O)
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概念図 |
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