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No.4100
滝富士
306.3m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
たきふじ 地形図 上平石

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山行期間 2008年6月18日
コースタイム 下滝バス停(7:44)→芦ノ草分岐(7:57)→八合目(8:23)→山頂(8:41,8:52)→下滝バス停(9:49)
写真
駐車場にある滝富士の案内板 出発点となる下滝バス停 道路脇の登山道入口の案内板
民家を過ぎると作業道になる 芦ノ草登山道の分岐 八合目手前の水場
八合目の標識 トリアシショウマ 山頂の二等三角点
山頂の石の祠 山頂にある眺望図 山頂からの見晴らしは良く、太
平洋が見下ろせる
ドクダミ シモツケソウ 麓から見た滝富士

行動記録
 最近は仕事の関係でひとりで山に出かけることが多くなった。ガソリン代も高騰しひとりの時は、遠出をしないで県内の低山を歩くことにした。前夜に福島を発ち、滝富士登山口の下見をして芦ノ草登山口側の道路終点に車を駐めて仮眠をとった。
 滝富士はいわき市勿来の北西に位置し、鮫川渓谷が脇を流れる。場所としては、いわき市遠野町滝地区となる。登山口としては下滝バス停からの滝富士入口、建瀧寺側の芦ノ草入口、それに安行バス停から林道滝富士線を入り林道終点から入る道がある。国土地理院点の記の記録は平成13年9月に林道滝富士線から調査している。平成15年に滝富士登山道整備事業として地元の人たちによって山頂の刈払いがされ整備された。今回は駐車場や案内板も整備されている「滝富士登山道入口」から登ることにした。
 車を下滝バス停のところの駐車場に車を駐め、身支度をする。入口の案内板に導かれて馬場前の集落から細い舗装路を歩き始める。平日に訪れる登山者はまずいないようである。地元の人たちと朝の挨拶を交わしながら山に入る。石材店の資材置場の脇を通ると道は作業道程度に狭まる。スギ林の中を緩やかに登っていく。10分ちょっとで芦ノ草との道を合わせる。次に地形図に記載されている道が南西に曲がるところで道は草で覆われて歩道になる。右の作業道は草木に覆われて今は使用されていない。登山道の方がはっきりしているので迷うことは無い。水のない小沢を渡り草で覆われた登山道を進むとスギやヒノキ、アカマツなどの混交林に入る。樹林帯に入ると道ははっきりしてくる。
 登山道は一旦支尾根に乗ってから、西側の山腹をトラバースするように登っていく。登山口から歩き始めて30分ちょっとで水場に着く。位置は八合目の少し手前で、八合目はこの先1〜2分のところにある。このコースで唯一の水場なので、喉を潤すと良い。
 九合目から方向を東に向け多少勾配が増してくる。南北に延びる主稜線に乗ると登山道は北に進路をとり山頂へと向かう。山頂には小さな石の祠と二等三角点、眺望図などがあり、刈払われていて見晴らしは良い。南方向には太平洋を一望でき、眼下に勿来の町が見える。回りの阿武隈山系の山並みも見渡せる、三大明神山、天狗山、湯ノ岳、仏具山、明神山など見えるはずなのだが、どれがどの山かなかなか特定できない。今度カシミールでシミュレーションしてみよう。
 山頂でしばし休憩してから登ってきた道を戻ることにする。帰りは1時間ほどかけて、のんびりと森林浴を楽しみながら下滝バス停へと戻った。(I.I)

概念図



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