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No.4099
七ヶ岳
1635.8m一等三角点峰
山行種別 無雪期一般
ななつがだけ 地形図 糸沢

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山行期間 2008年6月15日
コースタイム 黒森沢登山口(7:20)→作業道分岐(7:50)→黒森沢出合(8:20)→護摩滝(8:33)→黒森沢分岐(9:10)→尾根分岐(9:25)→七ケ岳山頂(9:40〜10:05)→標高点ピーク(11:00)→下岳(11:45)→登山道分岐(12:05)→下岳登山口(12:35)
写真
林道七ヶ岳線・登山口の駐車 黒森沢登山口 ゴーロを行く
護摩滝 ロープを頼ってナメを進む 沢の終了地点
雪渓を登る 七ケ岳のピークに向かって登る 下岳へ縦走コース
下岳 下岳登山口 おおば黄すみれ
しゃくなげ やしおツツジ咲く ズダヤクシュ
タムシバ 稚児ゆり

行動記録
 当日は山開きの予定という事で出来れば混雑を避けた計画にするために田島町役場に山開き情報を聞いてみると、式典は7時30分から黒森沢の駐車場で開催するため駐車は林道脇に縦列駐車となり混雑が予想されると言うこと。林道沿いのテント設営について聞いてみると、女性二人では熊も出没する可能性もあり、あまりお勧めできないということで会津山村道場隣接の昨年オープンしたばかりの「うさぎの森オートキャンプ場」を紹介していただきフリーサイトに一張1000円でテント泊をした。
 翌朝6時半頃黒森沢登山口に到着すると先客1名が準備中で私たちは2番乗り。町役場の職員らしき人が駐車場の整理に待機しており、式典のスタッフも到着。受付を済ませ「みずなのお茶請け」に熱いお茶を頂き式典開催前に登山を開始する。
 下岳登山口の縦走コースには山開きの特典でワゴン車が待機し、黒森沢登山口にピストン輸送をしてくれるということで、計画書通り下岳登山口に下山することにする。山開きとあって真新しい道標や登山道の刈払いがされている。
 ぬかるんだ登山道を進むこと1時間、黒森沢の出合となる。水量も登山靴がかぶらない程度のゴーロを今年初の沢登り気分で進むと間もなく護摩滝が現れる。滝の右側を巻き上部にいくとナメ状の沢になるが登山靴では滑りやすく、右手にロープが上部まで張ってあるので頼って登る。
 水量も少なくなり視界が開ける。左手の緩やかな雪渓を10分程登りつめると尾根に飛び出し、左の七ケ岳のピークにたどり着く。山頂は10名程の登山者でにぎわい、遠望に浅草岳や会津朝日等360度の眺望を楽しみ大休止をする。
 七つのピークがある縦走コースを、背丈ほどに伸びた熊笹のなかのアップダウンを繰り返しながら下岳に向け下山を開始する。登山道には石楠花、むらさきやしお、タムシバ、稚児ゆり、ゆき笹、たけしまらん、イワカガミ、キジムシロ、おおば黄すみれ等、6月だというのに早春の花や初夏の花々が混在し目を楽しませてくれる。
 下山開始から小休止や寄り道をし、1時間40分で三等三角点の下岳(1,509m)に到着する。早々に
先を進めて30分位すると分岐点となる。右手は古内登山口、左は下岳登山口のルートで、ピストン車の待つ下岳登山口に500m程で到着する。下山口では冷たい氷水が準備されており、一気飲みをして、ワゴン車で2.5kmの林道を黒森登山口まで回送していただいた。まさに至れり尽くせりの登山で、無事山行は終了した。(S.S)

概念図



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