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No.4096
中作山
587.8m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
なかのさくやま 地形図 福島南部

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山行期間 2008年5月27日
コースタイム 林道割石線・送電線管理道入口(12:13)→東北電力吾妻幹線113号鉄塔(12:29)→中作山(12:40)→113号鉄塔(12:47,12:55)→林道割石線・送電線管理道入口(13:07)
写真
管理道入口から見る112号鉄塔 バイクは乗入禁止である 途中で道は分かれるが管理道
を登っていく
113号鉄塔から吾妻山が良く
見える
中作山の山頂を示すプレート 三等三角点のある山頂

行動記録
 地形が複雑でなかなか登山口が見つけられないでいた。最近はGPSのおかげで山を特定することも、登山口を見つけ出すことも容易になった。
 中作山は福島市の西方に位置し、特に登山道があるわけでもない。登山口としては林道石割線から東北電力の吾妻幹線の送電線管理道を利用して登らせてもらう。林道石割線を最初は音坊から入ったが林道の周りの木々が生い茂り車の脇が擦られて途中から引き返した。県道土湯温泉南福島停車場線から林道地蔵原線に入り、松川町水原に越える峠の手前から左に折れて林道割石線に入る。
 少し行くと三叉路となるが、道幅の広い右側の道は伐採地で行き止まりになるので左に入る。すぐに右側に作業道、左に送電線管理道がある。登山口となる113号鉄塔への道は、林道を下り気味にさらに進む。S字に降りていくと右側に112号鉄塔が確認できる。この管理道が中作山への道である。
 車を路肩に駐めて歩き出す。112号鉄塔付近は平坦な道、樹林帯に入りいくらか勾配が出てくると道は三方向にわかれる。中作山に登る113号鉄塔に行くには、真ん中の道を登る。管理道は良く整備され、途中で道は分かれたり、古い作業道が横切ったりするが東北電力の標識があるので間違うことはない。ジグザグに高度を稼ぐと柵に行く手を阻まれるが、これはバイク乗り入れを防止するもので、歩くに支障はない。柵の先には113号鉄塔がある。
 鉄塔から中作山の587.8m三等三角点まではヤブ漕ぎになる。鉄塔の所から南に進み、次に南南東に向かって緩やかに登っていく。樹林の中に入るとそうヤブは濃くなく楽に歩ける。広い緩やかな尾根なので戻るときには要注意だ。感を頼りに三角点を探す。三角点を見つけると、脇の木に「中作山」と書かれた古いプラスチックプレートがつけてあった。やっぱり好きな人はいるものだ。三角点を写真に収めてすぐに113号鉄塔へ戻る。鉄塔の場所からは吾妻山が良く見える。パンを頬ばり少し休んでから車を置いてきた林道石割線の作業道入口へ戻った。
 国土地理院の地形図では三角点のあるピークより、少し西方の603mピークに中作山と記されている。広い台地のような尾根で、特に踏跡も確認できない。このルートを取る前に、水原側から2箇所ほど作業道を利用して下見をしたが、いずれも途中でヤブがかぶさり山頂にはたどり着けなかった。(I.I)

概念図



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